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アルツハイマー病はビタミンDで予防できるのか!?

 
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ゆあパパ薬剤師
ゆあパパ薬剤師です。薬剤師にできることを探してブログから情報を発信しすることにたどり着きました。どんなことにも全力疾走です。走りすぎて、ばてることもしばしば…。でも、回復したらすぐに全力疾走します(笑)

今回もクイズを出していきます。
ヒントを3つ出すので、そこから答えを考えてください。

ゆあパパ薬剤師

・構造式
・二段階改良型の薬です。
・改良されましたが副作用に眠気が復活してしまいました。

さて、どうでしょう?

答えは記事の最後に載せています!

ゆあパパ薬剤師

 2013 Sep;12(4):1013-23. doi: 10.1016/j.arr.2013.05.004. Epub 2013 May 29.

The association between vitamin D and cognition: a systematic review.

van der Schaft JKoek HLDijkstra EVerhaar HJvan der Schouw YTEmmelot-Vonk MH.

PMID: 23727408

ビタミンDと認知との関連:系統的レビュー

といった感じのタイトルです。

ビタミンDのレベルと認知機能との間の関連性は依然として議論の対象となっていようです。

今回の結果では、ビタミンD濃度が低下した方に認知低下のリスクが高いことを示しています。

低ビタミンDが、痴呆と関連するという仮説を支持するとのことです。

仮説を支持するだけなので、まだ根拠は乏しいようですね。

次も見ていきましょう!

 2015 Aug 1;14:76. doi: 10.1186/s12937-015-0063-7.

Vitamin D deficiency is associated with increased risk of Alzheimer’s disease and dementia: evidence from meta-analysis.

Shen LJi HF.

PMID: 26231781

ビタミンDの欠乏は、アルツハイマー病および認知症のリスク増加と関連しているーーーメタ分析からの証拠

といった感じのタイトルです。

ズバッと書かれていますね。

結論でも、より低いビタミンD状態がアルツハイマー病および認知症を発症するリスクの増加と関連しているといっています。

血清25-ヒドロキシビタミンD≦50nmol / Lの方は血清25-ヒドロキシビタミンD> 50nmol / Lの方と比較してアルツハイマー病および認知症の発症のリスクが高いことを示したというのです。

ビタミンDの量にまで注目しているようですね!

次の論文でもビタミンDの量についての言及があります。

 2018 Feb 15:1-10. doi: 10.1080/1028415X.2018.1436639. [Epub ahead of print]

Vitamin D status and risk of dementia and Alzheimer’s disease: A meta-analysis of dose-response.

PMID: 29447107

ビタミンDの状態および痴呆およびアルツハイマー病のリスク:用量応答のメタ分析

といった感じのタイトルになっています。

結果では、血清25-ヒドロキシビタミンDが〜25 ng / mlの場合、認知症のリスクは低いというのです。

さらに、血清25-ヒドロキシビタミンDが〜35 ng / mlまで増加するとアルツハイマー病のリスクは続けて低下したというのです。

結論では、高レベルの血清225-ヒドロキシビタミンDは、痴呆およびADのリスクがより低いことと関連していると述べています。

ただ、 35ng / mlを超えての血清25-ヒドロキシビタミンDレベルに関する決定的な証拠はないということでした。

 2018 Jul;4(4):238-249. doi: 10.1192/bjo.2018.32.

Quality assessment of systematic reviews of vitamin D, cognition and dementia.

PMID: 29998819

ビタミンD、認知および認知症の体系的レビューの品質評価

といったタイトルの論文もありました。

利用可能な証拠の質が、レビューの方法論的な品質が低いことと、元の研究の質が低いことの両方が最適ではないことを示したのです。

ですので、これらの体系的なレビューの解釈は慎重に行う必要があるというのです。

すべては鵜呑みにはできませんが、ある程度、ビタミンDに関しては注目していてもいいのではないでしょうか?

最後の論文でも言及されていましたが、現場における先の文献の系統的評価に基づいて、ビタミンDの状態と認知症と認知障害との間に関連性が存在する可能性があるとしています。

しかしな、異なる認知領域に関連してビタミンDの機能についてはほとんど知られていないというのが現状です。

深く理解し、明らかになるまでには、まだまだ時間もデータ数も必要のようですね。

 

答えはルパタジンフマル酸塩です。

わかりましたか?
デスロラタジンの時は眠気は気にしなくてよかったのですが、眠気が復活しましたね。
PAFにも効果がありますが、実は臨床データがあるのはこれだけです!
基礎研究ではPAFに効果のある薬は他にもありますが…

今回はここまで!

次回もお楽しみに♬

ゆあパパ薬剤師

 

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ゆあパパ薬剤師
ゆあパパ薬剤師です。薬剤師にできることを探してブログから情報を発信しすることにたどり着きました。どんなことにも全力疾走です。走りすぎて、ばてることもしばしば…。でも、回復したらすぐに全力疾走します(笑)

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