長寿の秘密がありました!

今回もクイズを出していきます。
ヒントを3つ出すので、そこから答えを考えてください。
ゆあパパ薬剤師

さて、どうでしょう?
答えは記事の最後に載せています!
ゆあパパ薬剤師
今回はEBMは関係なしです!
いつも、EBMというものはできていませんが…
今回の画像がなぜ老夫婦のワインなのか?
わかりますか??
それは、海外では結婚後85年経つとワインでお祝いをするそうです。
そのため、今回はワインを飲む老夫婦にしています。
なぜ、老夫婦なのか?
それは、今回は寿命が延びる可能性があるからです。
不老不死ではありませんが、長生きになっているのです。
今回のテーマがそれにあたります。
長寿なんです。
長生きできる薬があったら、飲みたくなる人は多いのではないでしょうか?
自分も、自分の運命にあらがえるなら使ってみたいところです。
漫画やアニメの世界みたいですが実際に論文も出ています。
うそのようなホントの話です。
Meta-Analysis of 29 Experiments Evaluating the Effects of Rapamycin on Life Span in the Laboratory Mouse.
PMID: 27519886
タイトルは
ラパマイシンがラボラトリーマウスの寿命に及ぼす影響を評価する29回の実験のメタ分析
といった感じです。
ラパマイシンを投与することで、マウスの寿命が延びたというのです。
性差や遺伝子型に影響はあるようですが…
ラパマイシンって知ってますか?
mTORだったら知ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
エムトールですよ~
エルトールではないですよ(ヤハハハハ)
(これでわかる人はある意味マニア!)
ということで、mTOR阻害剤は有名ですよね?
エベロリムスやシロリムスが臨床でも使われているのでご存知かと思います。
これ実は、自分なりの考えがあるんです。
ラパマイシンはmTORを阻害するわけですが、オートファジー活性化効果でもあるんです!
オートファジーといえばノーベル賞で一躍有名になりましたね!
そのオートファジーを促進させるのです。
オートファジーは異物の除去にも働くことから、神経変性疾患やがんの発生を抑制すると言われています。
こういったオートファジー後の効果により寿命が延長しているのではないかと考えています。
もしかすると、ラパマイシンの免疫系への働きのみで単純に寿命が延びているだけかもしれませんが…
でも、ワクワクしませんか?
まだまだ解明されていないオートファジーだからこそ、未知の効果が秘められているかもしれません!!
基礎研究では有名な寿命延長説です。
これが臨床に出回るかといわれると、そこは??ですが、どうしても長生きしたいんだという方にはいいかもしれません。
若いころからではなく、人間でいうと60歳前後からの投与で効果が出てるとのことなので、遅くないかもしれません。
未知の効果に、寿命延長…
ファンタジーっぽくて面白くないですか?
自分だけでしょうか?
ワクワクしてしょうがないです!
答えはシタフロキサシン水和物です。
今回はここまで!
次回もお楽しみに♬
ゆあパパ薬剤師